
はじめに
「建設業許可は持っているから、もう入札に参加できると思っていました…」
実はこのような誤解、とても多いです。
建設業許可はあくまで“工事を請け負うための資格”であり、“入札に参加するための資格”ではありません。
この記事では、**建設業許可を持っている方向けに、入札参加のために必要な“もう一つの手続き”=入札参加資格申請(指名願い)**について、徳島県・市町村の事例を交えて解説します。
建設業許可と入札参加資格は別モノです!
✅ 建設業許可とは?
- 500万円以上の工事などを請け負うために必要な許可
- 県または国土交通大臣が発行
✅ 入札参加資格とは?
- 公共工事などの入札に参加するために、自治体等に登録する制度
- 自治体ごとに申請が必要(県、市町村など)
✴️ よくある誤解
「建設業許可があれば勝手に入札できると思っていた」
→ いいえ。別途、「入札参加資格申請(指名願い)」を提出して、名簿に登録されなければ入札には参加できません!
入札に参加するには何が必要?
必要な手続きは主に2つ:
- 建設業許可(既にお持ちの方が多い)
- 入札参加資格申請(指名願い)
→ 各自治体に対して、業種・会社情報・経営状況などを届け出て審査を受ける
指名願いを出す主な自治体(徳島県の場合)
- 徳島県(県が発注する工事)
- 徳島市、阿南市、鳴門市、小松島市 などの市町村
- その他、一部事務組合(例:水道組合、清掃センターなど)
※それぞれ申請先が別なので、複数自治体に出す場合は手続きも複数になります。
提出のタイミングと注意点
- 年に1回の受付(1〜2か月程度の期間限定)
- 一度提出しても、2〜3年に一度の更新が必要
- 書類に不備があると受付されないことも
よくある失敗例
❌ 建設業許可の取得後に申請し忘れていた
→ 工事のチャンスを逃してしまう
❌ 申請期間が終わっていた
→ 翌年まで入札に参加できない
❌ 更新申請を忘れて名簿から除外された
→ 信用にも影響する可能性あり
行政書士に依頼するメリット
- 書類一式を正確・確実に作成
- 申請時期のリマインドやスケジュール管理
- 複数自治体への同時申請にも対応可能
- 電子申請の代行もOK(徳島県や徳島市など)
まとめ:建設業許可があるだけでは、入札に参加できません!
入札に参加したい場合、建設業許可の次のステップとして、「入札参加資格申請(指名願い)」が必須です。
しかも、申請は年に一度のことが多いため、タイミングを逃すと1年間チャンスを逃すことにもなりかねません。
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徳島県・各市町村への申請にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
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