
「更新って、有効期限のちょっと前にやればいいんでしょ?」
そう思っている方は要注意です。
実は、産業廃棄物収集運搬業の「更新申請」は、遅くとも有効期限の2ヶ月前までに提出しないといけません。
さらに、必要な書類を集めるのに時間がかかるケースも多く、準備は“半年前”から始めるのが理想です。
◆ なぜそんなに早く準備するの?
更新申請に必要な書類の中には、次のようなものがあります:
- 講習会の修了証
- 決算書や法人事業概況説明書
- 使用している車両の情報(車検証・写真)
- 営業所・車庫の使用権限に関する書類
- 登記事項証明書・定款(役員変更時など)
- 営業実績や業務の内容を示す資料
これらの書類を準備して、書類の整合性を確認し、必要に応じて修正・補正まで行う必要があります。
しかも、都道府県によって求められる内容が少しずつ違うため、事前のチェックが不可欠です。
◆ こんなトラブル、よくあります…
- 「講習会の修了証が期限切れだった」
- 「役員が変更されていて定款と一致しない」
- 「車庫の使用権限証明書に不備があった」
- 「決算書が揃っていなかった」
特に講習修了証の再取得は時間がかかるため、早めの確認が必要です。
数ヶ月先まで講習が埋まっていることもあるので、「気づいた時には手遅れ」、直近の講習に参加するため北海道まで行くことになった……という声も。
◆ スケジュール例:有効期限が12月末の場合
時期 | やるべきこと |
---|---|
6月〜 | 講習修了証の確認、受講が必要かチェック |
7月〜 | 登記事項、営業所・車庫情報を確認 |
8月〜 | 決算書や財務資料を整理 |
9月〜 | 書類の作成開始、行政書士に相談 |
10月末まで | 申請書提出(11月がリミット) |
12月 | 許可証が届く、次回に向けた記録保管 |
◆ 更新は“思ったよりも大変”、だからこそ…
更新手続きは、一見「前と同じ書類を出すだけ」と思われがちですが、
実際には過去5年分の記録や変更点を確認しながら進めるため、意外と手間がかかります。
「自分でやるのはちょっと不安…」
「本業が忙しくて手が回らない…」
そんな時は、ぜひリーフ行政書士事務所にご相談ください。
女性ひとりで対応しているからこそ、小回りのきく柔軟なサポートが可能です。
◆ 次回予告
次回は「講習会の修了証、ちゃんと期限内?」
うっかり有効期限切れで更新できなかった事例もご紹介します。
📍対応地域・料金のご案内
- 【対応地域】:全国(郵送・オンライン完結)
- 【更新申請(1都道府県)】:55,000円(税込)〜
- 【更新+内容変更あり】:77,000円(税込)〜
- 【講習会受講手配・再取得サポート】:別途ご相談ください
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